27歳の看護婦は、突然ゲラゲラ笑い出したかと思うと、硬い表情になって両手を顔にあて、指の隙間から周囲をうかがうように目をキョロキョロさせるようになった。それから数時間たってもLSDの効果は消えず、何を聞いてもふんふんいうだけで答えない。同僚が「お手洗い?」と聞いたらふんふんというので、同僚は手を引いて階段を降り、便所に入れてやった。それから数時間眠ったあともやはりふんふんいうだけで何も答えず、翌日は一日中寝ていたという。次の日からは周囲を認識するようになったが、その後約1週間は感情が鈍麻した状態になり、勤務にはついていたが義務をこなすのがやっと。その間、正常な状態ならとてもたえられないような精神的ショックを受けたが、きわめて淡々とした態度だったという。
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